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幕末佐賀のものづくりを今に伝える「ミゾタかわら版」
株式会社ミゾタ様から、本社敷地内にある「多布施反射炉跡」を紹介する「かわら版」をご提供いただきました。
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このかわら版は、佐賀商工会議所第23代会頭を務められた井田出海様の監修によるもので、幕末佐賀の先進技術と産業遺産の魅力を分かりやすく伝える内容となっています。
反射炉は、鉄を高温で溶かし大砲などを鋳造するための施設で、幕末の佐賀藩が日本で初めて実用化に成功した近代技術の象徴です。嘉永5年(1852年)に築地反射炉で鉄製大砲の鋳造に成功した後、江戸防備のための大砲増産を担う施設として、多布施反射炉が築かれました。
かわら版では、反射炉の仕組みや佐賀藩の技術力、築地反射炉から多布施反射炉へとつながる歴史を、イラストや図を交えて分かりやすく紹介しています。また、令和6年度に実施された発掘調査では、本社敷地内から反射炉の基礎や耐火煉瓦、大玉石、鋳造に使用された鉄などが確認され、反射炉4基の配置や規模がより明らかになったことも紹介されています。
佐賀市内には築地反射炉跡や多布施反射炉跡など、日本の近代化を支えた貴重な歴史遺産が今も受け継がれています。今回のかわら版は、その歴史的価値を身近に感じられる一冊です。地域の歴史やものづくりに興味のある方は、ぜひご覧ください。
株式会社ミゾタ様、このたびは貴重な資料をご提供いただき、ありがとうございました。